夜虹月

書いた小説やプレイしたゲームなどの雑記ブログです。

11,食堂へ

2人と共に食堂へエレベーターで行こうとボタンを押したけれど、動く気配が無い。

 

「なんで・・・もしや故障中?」

 

「フウナ様の魔力はキチンと巡ってるので違うと思います」

 

【何かが邪魔してる様な感じがしますニャ】

 

(邪魔してるって私達以外にはメイドさんしかいないんだけどなぁ)と思いながらフロアを見回すと階段を発見する事が出来た。ので階段で行く事を提案したら賛成してくれたから階段で下りる事にした。

 

暫くはどういう物が食べたい、こういう物あるかな?とワクワク話ながら進んでいた

 

 

・・・のだけれど、下りても下りても出口に辿り着けない。

 

「1階分の階段ってこんなに長くないよね?怪談状態だよね?全然下りれてないし」

 

「階段とはこういう物ではないのですか?」(階段初見だったね)

 

【違うニャ。また邪魔されてますニャ】(何か方法ある?)

 

流石にお腹が空いてきたから早く食堂に行きたい私は(邪魔してるヤツ潰す)と思いながら下りていたら、なぜか出口に辿り着けた。

 

「さっきまでの無駄な時間は何だったの?!」

 

「【フウナ様(ご主人)の力に怯えましたね(ニャ)】」

 

若干切れ気味な言葉に2人はソウ返してきた。

 

「私、何もしていないよね?何かした?」

 

「怒気でてました」【殺気じゃニャい?】

 

イライラしてたのは否定できないけど酷くない?とは思ったけれど、

とりあえず怒りの感情で邪魔してた物を除去できたらしい。

 

 

ま、そんな事より食事が大事だから食堂へ行こう――――。

 

頭を切り替えて何があるかなぁ、アレあったら食べたいなぁと考えながら進む。

 

 

 

 

食堂へ向かう廊下でも、また辿り着けない状態になったのを再び怒気(?)によって排除する事になるとは予想していなかった。

 

 

 

 

 

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