夜虹月

書いた小説やプレイしたゲームなどの雑記ブログです。

5,どっちでもいい

ランは自分の服を見て呆然としていたが、みるみる笑顔になり嬉しそうに一回転したりレースの部分を触ったりしていた。

  

 

 

「えっとラン大丈夫?」恐る恐る聞いてみると

 

「はい!大丈夫です。ありがとうございます!!!ラン僕だけの名前!!!

これからよろしくお願いしますね、フウナ様」

 

最後の言葉がちょっとひっかかったが気に入って貰えたようでホッとした私は調子に乗ってサポート猫にもつけようと思い検索したが、なかなかコレというものがみつからず止めようかと思った時〈黒色でガラス質な黒曜石こくようせき〉と書いてあるのを見つけた。

 

(これいいな。こくよう・こくよ・こく・くよ・コウ、これにしよう)

 

決まったのでサポート猫コウのほうを向き「君はコウね」笑顔で言うと

 

【ニャ!!いいんですかニャ?!!】

 

と驚かれた。気に入らなかったのかと思い「別の名前がよかったらまた考えるけど」と言うと

 

【自分はただのサポート猫ですが本当いいのですかニャ?】

 

なんでこんなに念を押すのだろうかと思いながら、いやじゃなければそう呼びたい事を伝えた。

 

その瞬間、妖精ランの時のようにコウが光りだし収まった場所には鈴がついた白いリボンを首につけている姿があった。

 

【ありがとうございますニャ!!!ご主人のため、このコウ全身全霊サポートいたしますニャ】

 

器用にお辞儀をしながらそう言ってくれた。「これからよろしくコウ」そう言葉を返して気に入らなかったわけではないことに安堵した。

 

名前をつけ終わり、落ち着いたので自分の情報を知らないことには始まらないと考えているとコウが

 

【ステータスと念じれば出ますニャ。他の人には見えないので安心ですニャ】

 

それに感謝を伝えて、ステータスと念じるとウィンドウとはまた違ったゲームなどによくあるステータス画面があらわれた。

 

名前  雪原 楓奈(ユキハラ フウナ)

年齢  26

職業  黒緑の巫女

称号  異世界の住人  全てを従えるもの  精霊の家族  精霊の仲間

    名付け親    時を操るもの    一人漫才師

 

スキル 火魔性  Lv 1   火属法  Lv 1

    水魔性  Lv 1   水属法  Lv 1

    風魔性  Lv 1   風属法  Lv 1

    土魔性  Lv 1   土属法  Lv 1

    緑魔法  LvMAX  緑属性  LvMAX  

    精霊魔法 LvMAX

    時空魔法 LvMAX

    契約魔法 LvMAX    

 

契約中 風精霊  ラン   サポート猫  コウ

 

 

仲間も家族も大事という事は変わらんからどっちでもいい。

けど、一人漫才師とかやりたくてやってるわけじゃねーからホットケ!!!